2024年1月11日の投稿[1件]
UA値・C値を明示することについて
こんにちは!秋田ハウスです。
本日は工務課の伊藤がお送り致します。
皆様、あけましておめでとうございます。
(今日の朝焼け綺麗でした)
本年も秋田ハウスを何卒宜しくお願い致します。
皆様、年末の秋田魁新報をご覧になって頂けましたでしょうか(^^)
昨年に引き続き、秋田ハウス特集がなんとドドーンと1ページ分、今年も掲載されておりました♪
レイアウトや文面は毎年異なるのですが、四方をぐるっと囲むように秋田ハウスの施工写真が並ぶデザインは毎年恒例となっております(*^^)
数えてみるとなんと88棟!!偶然にも末広がりで新年にとてもふさわしいですね(特に狙ってはいないそうですが・・笑)
手に取って頂いた方は我が家やご近所宅を発見したり、はたまたお好みの外観を見つけたりと、それぞれお気付きがありましたでしょうか?文面にも秋田ハウスの性能面等の特長などをお伝えしておりますので、これから家づくりをお考えの方も、ぜひご参考にして頂けますと幸いです。
性能面は気になるけど見逃してしまったという方に向けて、
紙面でも目立っております「UA値」と「C値」についてご説明をさせて頂きたいと思います。
まず「UA値」についてですが、家づくりをご検討中で既に各ハウスメーカーの情報等を調べ始めているという方にとっては一度は目にしたことのある言葉かと思います。もはや説明不要かもしれませんが、UA値=「外皮平均熱貫流率」とは「熱の逃げやすさ」を表す数値です。
名前の通り、建物の外皮(外壁面や屋根面)から熱が逃げやすくなると断熱性能が落ちるため、高性能で厚みの十分な断熱材を欠損部ができないよう施工したり、同じく高性能なサッシ(窓)を選択したりすることで国が定める基準値以上のUA値に到達させることができます。
そして、C値は「隙間相当面積」のことで、簡潔に述べますと寒気・暖気、そして湿気が住宅内部へどれだけ侵入しやすいかを表す値のことです。数値が小さければ小さいほど、こうしたいわば望ましくない空気が侵入しにくい住宅=結露や腐食が生じない長持ちする住宅と呼べるかと思います。
秋田ハウスは「外張断熱工法」によって下図のように建物の外側をまるっと断熱材で覆うため、内部結露や腐食の原因となる、外気からの寒気・暖気・湿気を内部へ侵入させない工夫をしております。
先に述べたUA値は国土交通省が掲げる省エネ基準で定められた「断熱性能等級」によって各等級ごとに基準以上となるよう、その値が定められていますが、一方でC値はなんと国で定める基準がありません。
正確に申し上げますと、2009年の改正省エネ制定以前は定められていたそうですが、様々な理由によりC値を満たすことのできないビルダーの声が多くあり撤廃となったそうです。
実際にC値を未計算のゆえにお施主様に対して開示を行っていないハウスメーカーや工務店も多いと聞きます。
たまたま以前、書店で見かけて秋田の某住宅情報誌を開いてみたのですが、一番前のページから12社のハウスメーカーや工務店の施工事例をパラパラめくっていましたら、12社中、UA値及びC値の両方明示が2社、UA値のみ明示が4社、そして残り6社はUA値・C値共に公表されていませんでした。
UA値・C値共に、ハウスメーカーや工務店ごとに公表していたりしていなかったりと、ばらつきがあったのが印象的でした。しかし、ほとんど全てのハウスメーカー・工務店が「当社は高気密高断熱です」と謳っており、うーむ・・と考えさせられました(‘_’)
今や高気密高断熱という謳い文句は具体的な数値を開示しなくても掲げられてしまうのですね・・。
ハウスメーカーを何社か候補にし、比較検討をされる方は、各社ごとの特長や工法の違いを知るのももちろん大切ですが、まずは性能=UA値やC値を比較するのが真の高気密高断熱住宅を建てる上で最重要といえるかと思います。
秋田ハウスは何をもって高気密高断熱なのかをしっかりと計算値に基づいてお施主様に明示しご納得の頂ける住まいを2024年もご提供させて頂きます☆
本日は、伊藤がお送り致しました。
こんにちは!秋田ハウスです。
本日は工務課の伊藤がお送り致します。
皆様、あけましておめでとうございます。
(今日の朝焼け綺麗でした)
本年も秋田ハウスを何卒宜しくお願い致します。
皆様、年末の秋田魁新報をご覧になって頂けましたでしょうか(^^)
昨年に引き続き、秋田ハウス特集がなんとドドーンと1ページ分、今年も掲載されておりました♪
レイアウトや文面は毎年異なるのですが、四方をぐるっと囲むように秋田ハウスの施工写真が並ぶデザインは毎年恒例となっております(*^^)
数えてみるとなんと88棟!!偶然にも末広がりで新年にとてもふさわしいですね(特に狙ってはいないそうですが・・笑)
手に取って頂いた方は我が家やご近所宅を発見したり、はたまたお好みの外観を見つけたりと、それぞれお気付きがありましたでしょうか?文面にも秋田ハウスの性能面等の特長などをお伝えしておりますので、これから家づくりをお考えの方も、ぜひご参考にして頂けますと幸いです。
性能面は気になるけど見逃してしまったという方に向けて、
紙面でも目立っております「UA値」と「C値」についてご説明をさせて頂きたいと思います。
まず「UA値」についてですが、家づくりをご検討中で既に各ハウスメーカーの情報等を調べ始めているという方にとっては一度は目にしたことのある言葉かと思います。もはや説明不要かもしれませんが、UA値=「外皮平均熱貫流率」とは「熱の逃げやすさ」を表す数値です。
名前の通り、建物の外皮(外壁面や屋根面)から熱が逃げやすくなると断熱性能が落ちるため、高性能で厚みの十分な断熱材を欠損部ができないよう施工したり、同じく高性能なサッシ(窓)を選択したりすることで国が定める基準値以上のUA値に到達させることができます。
そして、C値は「隙間相当面積」のことで、簡潔に述べますと寒気・暖気、そして湿気が住宅内部へどれだけ侵入しやすいかを表す値のことです。数値が小さければ小さいほど、こうしたいわば望ましくない空気が侵入しにくい住宅=結露や腐食が生じない長持ちする住宅と呼べるかと思います。
秋田ハウスは「外張断熱工法」によって下図のように建物の外側をまるっと断熱材で覆うため、内部結露や腐食の原因となる、外気からの寒気・暖気・湿気を内部へ侵入させない工夫をしております。
先に述べたUA値は国土交通省が掲げる省エネ基準で定められた「断熱性能等級」によって各等級ごとに基準以上となるよう、その値が定められていますが、一方でC値はなんと国で定める基準がありません。
正確に申し上げますと、2009年の改正省エネ制定以前は定められていたそうですが、様々な理由によりC値を満たすことのできないビルダーの声が多くあり撤廃となったそうです。
実際にC値を未計算のゆえにお施主様に対して開示を行っていないハウスメーカーや工務店も多いと聞きます。
たまたま以前、書店で見かけて秋田の某住宅情報誌を開いてみたのですが、一番前のページから12社のハウスメーカーや工務店の施工事例をパラパラめくっていましたら、12社中、UA値及びC値の両方明示が2社、UA値のみ明示が4社、そして残り6社はUA値・C値共に公表されていませんでした。
UA値・C値共に、ハウスメーカーや工務店ごとに公表していたりしていなかったりと、ばらつきがあったのが印象的でした。しかし、ほとんど全てのハウスメーカー・工務店が「当社は高気密高断熱です」と謳っており、うーむ・・と考えさせられました(‘_’)
今や高気密高断熱という謳い文句は具体的な数値を開示しなくても掲げられてしまうのですね・・。
ハウスメーカーを何社か候補にし、比較検討をされる方は、各社ごとの特長や工法の違いを知るのももちろん大切ですが、まずは性能=UA値やC値を比較するのが真の高気密高断熱住宅を建てる上で最重要といえるかと思います。
秋田ハウスは何をもって高気密高断熱なのかをしっかりと計算値に基づいてお施主様に明示しご納得の頂ける住まいを2024年もご提供させて頂きます☆
本日は、伊藤がお送り致しました。